天賞堂製品ミュージアム

いちかわのWorld Railway

はじめに

"Welcome this Program"
"This is Takumi Ichikawa"
"How are you?"
"How's your Hobby life?"
"I hope you do read it to the end."

"The most important things in communication is hearing what isn't said."
(By Peter Drucker)

2021年、令和3年4月。晩春晴れの清々しい青空の下、てんとう虫も日向ぼっこ。
長らく天賞堂をご愛顧の皆様方、ご無沙汰をしておりましたが、如何お過ごしでしょうか?
本日、連載の第30回目のアップをさせて頂きます。
既に、ここ迄アクセスして下さった貴方は、国鉄型ED46/ED92の紹介とご認識で、期待を抱かれ、熱い眼差しでいらっしゃると予測しております(。+・`ω・´)シャキーン☆
同機は、我が国初の交直流用電機の車両として新造され、その後、本線上において幾度の試験走行&運用にも実際に使用がなされましたが、結局1975(昭和50)年の丁度この季節にお役御免となり、廃車解体となってしまった少々短命な機関車ではありましたが、新機構搭載で、明るめな外装色の登場は、多くの人々に、希望を、見た者には、強烈なインパクト与えたと想像をし、虜になってしまった方々も多く、今回の原稿を書いた私も当然自然((^へ^)v
・・・という事で、今回の連載に関しても、私なりの感覚や視点を軸として精一杯頑張ってこの筆(キーボード)を打ち進めて参りますので、今回の連載も最後迄どうぞお付き合い下さいますように・・・・

それでは・・・・Let's Reading!!

第30回目 国鉄 交直両用電気機関車 ED46形/ED92形

お尋ねの質問にお答えします

前回のこのプログラム、「いちかわのWorld Railway!!」では、Extraと題し、いつもとは大きく異なり、当社製客車へのインスタント・レタリングの貼り付けと室内照明の取付方法を掲載可能な限り写真を入れて紹介させて頂きましたが、"参考になりましたでしょうか?"
今回、お題目の"ED46形/ED92形"製品に関する記事の紹介をいきなり行う前に・・・、物事には、基本、陸上競技時のリレーの様に、バトンを渡す前走者の存在は当然に必要と感じ、
昨今、各所から度々の質問を頂戴しております件、この解決策の紹介と解説をしてから、今回のお題目、主役のED46/ED92の模型製品に繋いで行こうと思っています。

該当の製品は、T-Evolutionのシリーズ第3弾として昨年2020年末から新発売、想像以上の"大好評"で、今日では市場の流通在庫品のみとなっております弊社製"東急電鉄7200系電車"。
 この製品について寄せられるご質問の多くは、パーツの外し方、特に正面ガラス、屋根板そしてクーラーについてです。
お尋ねの方々、リアルな東急7200系を求めての塗り替え?または、地方譲渡車輛製作の為の分解? 何やら私自身、色々な予感が浮かんで来ています。
(非冷房編成時代、上田電鉄の丸窓電車、そして豊鉄1800等々の各バージョン?)
今回も前回と同様、順を追って、可能な限りの写真を入れ紹介していきます。

  • ◇屋根板&クーラーパーツの外し方(※画像クリックで拡大します)
  • (1)
    既存のT-Evolutionシリーズ製品同様、出荷時は完成品の状態です。先ずは車体と床板を外します。
    (単に上下がハマっているだけですので、分解作業はそれ程の困難は無いと思います。)

  • (2)
    次に、車体をひっくり返して内側、運転室側にある客席との仕切り板(クリーム色)のパーツをゆっくりと引き抜き、一旦保管。
    (※後々、完成した暁には、この仕切り板を入れ直す必要が生じるのですが、片面に縦線のモールドがしてある面が運転室方向を向きますので、確保していてください。)

  • (3)
    車体外側から、内側にハマっているクリアパーツ(両側面&妻面ガラス:計3種)を押し込んで外します。

  • (4)
    いよいよ正面のガラスを外します。
    窓下、左右設置のヘッド&テールライトケース、そして中央の行先方向幕の部分も外側から軽く押し込みますが、基本は平行にゆっくりと。
    (※強引に内側に押し出すと、上部左右の標識灯のパーツが破損する恐れがあります)
    以上で、ガラスパーツは全て外れました

  • 次は屋根板&クーラーを外します。
  • (5)
    左の写真の様なマイナスドライバーを用意し、作業に取り掛かります。

  • (6)
    車体をひっくり返し、天井裏側の左右合計14箇所あるツメ部分をマイナスドライバー等で外します。

  • (7)
    押し当てた後の屋根板の浮き出た様子を外から撮影。

  • (8)
    屋根は外れました

  • (9)
    最後はクーラーパーツ外しにTRYします。
    外した屋根板の裏側にある、クーラーパーツを留めている足部分。
    クーラーパーツ1個に付き2箇所×4個=計8箇所を裏側からマイナスドライバー等を使って押し出して外します。

  • (10)
    今回外したパーツをイメージングの為に全て並べました

  • ⇒以上で、一連の分解作業は全て終了となります((〃^∇^)oお疲れさま~
  • 【追加】
     せっかく分解したので、以下の様な各種パーツも別に用意し、あなただけのディテールアップしたダイヤモンドカット(東急7200系)を作り上げる楽しみもいっぱい!!ですね(♥ˊ艸ˋ♥)♬*

    ◇T-Evolutionシリーズ 東急電鉄7200系車両向けパーツ(発売元:天賞堂)
    写真右上より
    1. #19040 車体下ステップ(2個入) ¥770(税込)
    2. #19041 差込ステップ (12ヶ入) ¥1,100(税込)
    3. #19043N ジャンパ栓(2ヶ入)   ¥1,320(税込)
    4. #19047 乗務員用ステップ(4ヶ入)¥1,320(税込)
    (全原型製作:T.Ichikawa)
    只今、上記のパーツは弊社製品のお取り扱い店、当社各直営店にて購入可能です。
    ★天賞堂 鉄道模型ホームページ 製品情報 パーツ(その他のパーツ)

    ※昨年6月以降、度々の再生産にも関わらず完売をしています。
    皆様方に好評なのは、使い方によってはT-Evoの東急7200系車輛以外の他形式にも流用が出来る事であると思っており、リクエストがある限り再生産を続けます。
    【2021(令和3)年4月現在】
  • ⇒では、お待ちかね、いよいよ本題のED46/ED92型電気機関車の紹介をスタートさせます

国鉄 ED46形/ED92形について…

今回紹介のED46/ED92に興味を持ったのは、
←この1枚からです。

【書籍名】
◇鉄道車輛ガイドvol.12
交直流電機の尖兵 ED46(ED92)
桃色の短命アイドル!
(ネコ・パブリッシング 2013年1月刊)
定価:¥2,619(税込)

今から62年前の1959年(昭和34)8月に日本国有鉄道(国鉄)と株式会社日立製作所の共同設計にて誕生しました我が国初の交直両用型電気機関車で、同製作所にて製造された記念すべき第1000号機でもあります。
 国鉄(現JR)常磐線の取手以北(藤代~勝田間)の交流電化開業に先立ち、直流区間と交流区間の直通可能な試作機として誕生した同機は、直流電気機関車の構造をベースとし、交流区間においては整流器や変圧器を介した直流電動機にて駆動する方式で初採用。
 また旅客用として計画がした経緯から、電気暖房装置も搭載をし、これらの各種掲載機器類の搭載による重量増の為、幹線用の電気機関車としては初めて1台車1電動方式となり、合わせて車体構造の変更や補機類の小型化と軽量化も実現。
 外観は、緩やかに傾斜した前面窓&パノラミックウインドウの組み合わせや、前照灯にシールドビームを採用した等々、各所に国鉄電気機関車初の試みが見られ、更にこの機関車が注目を浴びたのはその塗装で、後の交直流車輛の標準色となった赤13号よりも赤色の強いピンク色となり、流れる様な銀色の帯と切り上がった形状のスカートはとても魅力的。
 本機は落成後、先ずは宇都宮機関区に配置され、黒磯での車上切り替えテストを行った後に、1960年(昭和35)に尾久機関区へ転属となり、東北本線(上野~黒磯間)での旅客列車の牽引。
翌年の1961年(昭和36)には、製造当初の計画通りに、常磐線の取手以北の交流区間の本開業の為、上野からの直流と交流区間の直通旅客列車牽引となりましたが、丁度同じ頃、401系電車も登場し、将来的には同線区でも旅客列車の主役が電車での運転で行われる可能性が高くなり、また貨物列車の運用時にはD型機関車では牽引力の不足が見込まれ、結果、このED46形電気機関車の量産化には至らず、後年にデビューの後継機であるEF80形電気機関車に各種データはフィードバックされた事となりました。
 同時期に、実は、このED46はED92への形式変更をしており、その後には田端機関区へ転属となりましたが、予備機的な存在で、運用に就く機会は激減。
1964年(昭和39)には、国分寺の中央鉄道学園に教習車として貸し出されましたが、1973年(昭和48)には再び田端機関区へ返却されるも、実務に就くこと無く、約2年後の1975年(昭和50)5月15日付けで廃車となり、後には解体のお役御免となりました。
ただ、わが国・日本初の交直流電気機関車として1輌のみの試作機でデビューし、誕生から解体迄僅か約16年の短い活躍期間ではありましたが、搭載機器と特徴あるピンク色の塗装は今日でも、多くの皆さまに鮮烈な印象を残し続けているのは、同機の最高の功績であると、私は感じております☆⌒Y⌒Y⌒d(感゚v゚動)b⌒Y⌒Y⌒★

国鉄 ED46形/ED92形の模型&ラインナップ

この度、弊社では2021年2月にED46形の3種と3月にED92形、の2度に分けて、同機の模型製品を4種 新発売しました。
お陰様で、一昨年の蒲田でのホビーショウにての製品化の発表時から注目の的となり、製品のバリエーションによっては途中の段階にて、若干数の増産を行い、たった1台の機関車でも
模型ファンの間ではとても人気があるとの認識を受けた弊社の開発チームのスタッフ達は、今出来る最高級な真鍮製モデルの完成を目指し、日夜取り組み、そして本年2月の発売に至っております。
実際、ご購入頂いた多くのED46/ED92ファンの皆様方には、このモデルの魅力を既に十二分にご堪能頂いていると思い、熱い思いにお応え出来たかな?と思っています。
 まだ、実際にこのモデルを見たことが無い、もしくは迷われている皆様には、可能な限りとなりますが、以下の写真をご覧いただき、是非とも貴方のコレクションに加えてください。

◇天賞堂製 国鉄ED46・92型の製品ラインナップ

(写真は弊社銀座店の展示風景)

#12126
ED46形 日立製作所落成時
#12127
ED46形 国鉄編入後
#12128
ED46形 改装後
#12129
ED92形
販売価格:各¥363,000(税込)

→在庫僅少ですが、今なら弊社のオンラインストアでも購入可能です。
(※オールハンドメイドの真鍮製製品の為、売り切れの際は何卒ご容赦願います。)

さて、このコーナーの最後になりますが、今回、弊社から真鍮製品で販売を行う前には、各サイズにて、長年、その時々で各メーカーより製品化がなされており、簡単ながら以下の様な表にまとめてました。

スケール 発売年代 発売メーカー名 主な製品仕様 発売当時の販売価格
1/80 1960年代 鉄道模型社 真鍮塗装済み完成品
1/80 1960年代 オリエンタル社 プラスチック製キット
1/80 1997年頃 モア社 真鍮塗装済み完成品2種 各¥128,000
1/80 2012年頃 AOBA MODEL社 真鍮製キット ¥60,000
1/150 2000年頃 スタジオ・フィール社 真鍮製車体キット ¥19,800
1/150 2004年頃 マイクロエース社 プラ製完成品2種 各¥6,800
参考文献:鉄道車輛ガイドVol.12 ED46/ED92(ネコ・パブリッシング刊)

モデルと一緒!”カツミチャンネル ハチジュウブンノイチ“の動画に参加!!

 3月下旬、カツミさんが定期的に発信をしていますYouTube番組へ同社の方々と共に、私は恥ずかしながらも初出演し、今回の紹介のこのED46/ED92機関車のモデルを含め、昨年末にリリースしたT-Evolutionシリーズ第3弾の東急電鉄7200系、このディテールアップパーツ、そして、本年(2021年)中に順次発売予定となっておりますプラ製185系直流特急電車の愛称幕の機能に付きまして、動画にて紹介のチャンスを頂きました。
同業他社の者を、快く参加させて下さった(株)カツミさんの懐の深さに心より感謝させて頂いております。(^3^)/サンチュ♥
動画時間は5分弱ですので、お時間のある時に、ご観覧頂いて、共に楽しみましょう(・w・)
https://www.youtube.com/watch?v=AywlOHFJ0w0 (YouTube カツミチャンネル動画ページへ)

終わりに…

いかがでしたか?
今回の第30回目では、前回からの繋ぎとして多くの方々よりお尋ねを受けた件の簡単説明から
今回の主役、天賞堂製のED46/ED92型交直流電機に関して、実車と模型製品をあれこれ書き綴ってまいりました。
本文にても記載をしておりますが、同機は既に現存をしていないのが誠に残念なのですが・・・模型の世界ではこれから"旬"の時。
ご購入の皆様方のレール上で、夢を乗せて末永く活躍が出来ます様に・・・・❤
以上の事は、事実、企画発案者としてこの上無き喜びで一杯で御座います。
(*´∀人)ありがとうございます♪

明日からも私自身、好奇心旺盛に、地球上にある鉄道、その模型、そしてこの分野より広がる様々な事柄を求め、東西南北の各地へ向かって走り続けます。
どうぞご期待下さい!!
"Thank you very much for your read all the way through"
"It’s a great honor for me to write this program, I do think"
"Relax With Model Rail Ways!!"

(All Contents wrote by Takumi Ichikawa on 25,April 2021)

いちかわのWorld Railway