415系は昭和46年(1971)から製造が開始された50Hz、60Hzの両周波数の交流区間および直流区間で運転可能な交直流近郊形電車です。
製造期間が長かったため、番台によって座席配置や車体形状が異なり、バラエティに富んでいるのが特徴です。当初は交直流電車の標準塗色であったローズピンクの車体にクリームの警戒色を施した塗装で登場しましたが、つくば万博開催に合わせて昭和58年(1983)からクリームに青帯の新塗装への変更が開始され、過渡期には新色との混合編成も見られました。
<赤電>の愛称で呼ばれた国鉄標準色時代の415系を<10-1535~1537 415系(常磐線・新色)>と組み合わせれば、過渡期に見られた混色編成もお楽しみいただけます。
- 《製品特長》
- ●昭和59年(1984)頃の勝田電車区に所属していた編成がプロトタイプ
- ●100番台(セミクロスシート編成)、AU75BHクーラー
- ●100番台と500番台で異なる座席配置、床下機器を作り分け
- ●車端部に汚物処理装置装備、常磐無線アンテナ準備工事、列車無線アンテナなしの形態を再現
- ●国鉄標準色である赤13号+前面ライト周りのクリーム4号を美しく表現
- ●前面ホロ受枠は両先頭車とも銀色で表現
- ●カプラーは各車ともフックなしボディマウント密連カプラー採用。先頭部に取付可能な胴受付属
- ●フライホイール付き動力ユニット採用で安定した走行が可能
- ●ヘッドライト/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)
- ●前面表示は「普通(紺地に白文字)」取付済。交換用に無地の前面表示を付属
- ●4両増結セットの車両ブックケース内に4両基本セットの内容を収納可能
- ●付属品…消灯スイッチ用ドライバー、ジャンパ栓、胴受、前面表示(無地)、行先表示シール
- ●行先表示シール内容:前面表示「普通(白地黒文字)」「臨時」、側面行先サボ「上野⇔平」「上野⇔高萩」「上野⇔勝田」「上野⇔土浦」「上野⇔四ツ倉」「上野⇔草野」「水戸⇔平」「小山⇔勝田」「出荷組合指定車」、側面行先サボに対応した前面列番表示。
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●クハ411-215
●モハ414-115(M)
●モハ415-115
●クハ411-115