フォッカーF50(F27MARK50)は、オランダのフォッカー社のF27フレンドシップ(友情)の後継機として設計された機体です。
F50の容姿は兄のF27とほとんど同じで、全長が約2m強長くなって座席が56席となり、エンジンはプラット&ホイットニーカナダPW125B(コンピューター制御)で、プロペラはDowtryの6枚ブレードに変わりやさしい音に変わりました。
NALが日本ではじめてのF50の保有航空会社で1990年1号機を導入し、不定期航空運送事業の免許を取得し2地点間旅客輸送として、名古屋(小牧)-富山・米子・高松線の運航を開始しました。
その後、2002年2月本邦航空運送事業の免許を取得した後、50席仕様の4号機(JA01NV) 購入し、「赤鼻のポチ」の愛称(コールサイン:ALS(アリス エアー))で晴れて定期航空として、北は函館、南は奄美大島(チャーター便)まで日本各地飛び回りF50ファンから愛されてきました。
2005年2月17日 セントレア(中部国際空港)開港と同時、NALからCRF(エアーセントラル)に社名変更となり、ANAとの運送の共同引き受けとしてANA便を運航することになり赤鼻のポチから、ANAの塗装に変わり運航しています。
- スケール
- 1/500