昭和28年から量産された、初の量産液体式気動車であるキハ10系は、広く全国に配置され、非電化区間の無煙化が推進されました。また、液体変速機の採用により重連総括制御が容易になったことによりその後多くの気動車形式が起こされることになり、本系列がそれらの礎となりました。キハ10系開発当初は機関の出力が小さく、またモノコック構造の技術が確立していなかったため、車体軽量化のため車体幅を抑えると共に内装を簡略化しており、それが本系列の特徴となっています。
キハ11形(旧型式キハ48000)は1955年(昭和30年)から翌年の1956年(昭和31年)までに74両が製造された、トイレ付きの両運転台車です。
1975年(昭和50年)の入場車より塗装工程を簡略化するため、車体の塗装が朱色5号の一色塗りとなりました。模型では室内灯に白色LEDを採用しています。
- スケール・ゲージ
- 1:80 16.5mm/HOゲージ
- ボディ材質
- プラスティック
- 最小通過半径
- R550mm ポイント4番以上
- 模型仕様
- ●ヘッドライト、テールライト、室内灯 LED点灯(ヘッド/テールライト ON/OFFスイッチ付)
●省電力片軸モーターによる1台車駆動
- 付属品
- ●インレタシート:
・車番インレタ(キハ11 26、キハ11 34、キハ11 35、キハ11 45、キハ11 58、キハ11 63)
・所属表記インレタ(真岡、奈良、長崎、志布志、遠江二俣、宇都宮)
・検査表記インレタ
●車体埋め込み型タイフォン(スリットタイプ/シャッタータイプ)
●貫通幌
●ジャンパホース
●ジャンパ栓(車体用/床下用)
●スノープロー(単線用/複線用)