流線型のフォルムに低重心の斬新なスタイルで1957年に登場した小田急ロマンスカー・SE(3000形)は、1959年までに8両4編成32両が製造されました。
SEとは“Super Express”の略であり、超軽量高速高性能特急車の先駆けとして、国鉄の特急こだまや新幹線の誕生の基となった車両です。
1957年9月に東海道線・大船-沼津間で行われた高速度試験において145km/hという当時の狭軌最高速度記録を樹立しました。その後、実車は1968年の国鉄御殿場線電化に伴いキハ5000、5100形に代わって直通特急に転用されることになり、5両6編成への組成替えが行われ、重連運転に対応できるよう、前面デザインを大きく変更する大規模工事を施工しました。
短編成となったSE車はその編成長からSSE(Short Super Express)車とも呼ばれ、1991年3月、後継の20000形RSE車の登場により全車が引退しました。現在は一部の車両がロマンスカーミュージアムに静態保存されています。
《製品特徴》
●5両編成化改造後の姿
●更新によりクーラー形状が変更された後の姿
●ヘッドライト、テールライト、前面愛称表示器点灯。LED使用
●フライホイール付動力ユニット搭載
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●デハ3055
●デハ3054
●デハ3053(M)
●デハ3052
●デハ3051
- 付属品
- ●シール
●増結用カプラー