9600形は、大正2年から製造された貨物用蒸気機関車で、非常に使い勝手のよい機関車として全国で長きに亘り活躍しました。九州タイプでは、石炭を前寄せに積むため、狭い範囲に増炭板が設けられて、その中に高く石炭が積まれていることと、標識灯が埋め込みとなったテンダーに特徴があります。また、九州タイプの各製品にはランボードに白線をあしらってあります。
本製品は標準デフを装備した九州タイプを模型化しています。
- スケール・ゲージ
- 1:80 16.5mm/HOゲージ
- ボディ材質
- プラスティック製
- 最小通過半径
- R550mm
- 付属品
- ●ナンバープレート(39642、49663、79653(緑)、79657)
●メーカープレート(大正8年[大8]・川崎造船所[川船]、大9・川船、大13・汽車会社[汽車])
●換算標記プレート
●区名札シール(香月[香]、西唐津[唐]、熊本[熊]、門司[門]、直方[直]、若松[若]、行橋[行]、後藤寺[後])
●前面交換用カプラー
●ピストン尻棒
●ドレインコック
●ブレーキ引棒
●エッチングプレート