名古屋鉄道キハ8000系は名鉄線から国鉄高山本線への直通列車用として、1960~1964年にかけて製造された準急型気動車です。
7000系や7700系に準じた大型連続窓を持つ車体と、国鉄気動車の走行装置を組み合わせたような構成ですが、車体断面の小さい車体に走行装置を納める為、ラジエータが車体のドア後部に納められるなどの工夫が行われています。冷暖房が完備され転換式クロスシートが並ぶデラックスなアコモデーションを誇っていました。
当初は国鉄急行型気動車に準じた塗装を纏い、神宮前~国鉄高山間の準急「たかやま」として活躍を始めました。1970年には富山地方鉄道立山まで延長され急行「北アルプス」となり、また1976年には特急型気動車に準じた塗装に変更され、特急「北アルプス」に発展しました。
永らく活躍を続けましたが、1988年以降は延長型車体を持つキハ8200形のみの3両編成で運転され、1991年に全ての車両が引退しました。
《製品特徴》
●1970年、立山延長時の6両編成を再現
●両先頭車にジャンパ栓ホースを取り付け
●フライホイール付動力ユニット搭載
※キハ8204、キハ8003のヘッドライト、テールライトは非点灯です。
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●キハ8201
●キハ8204
●キハ8003
●キハ8202
●キハ8052(M)
●キハ8001
- 付属品
- ●行先シール