1985年、伊豆急行では開業時に投入された100系に代わる新型車両として2100系「リゾート21」を登場させました。
海沿いを走る観光路線にふさわしい車両として、普通列車用でありながら流線型の前面、前面展望が楽しめるシアター状に配置された展望座席、海側側面と山側側面で異なるデザインの採用、大きな窓を通して海を一望できるように外側に向けて設置された座席など、従来の常識を大きく超える様々なアイデアが盛り込まれた電車として人気を博しました。
2100系は増備が進められ、1990年には4次車となるとなるR-4編成「リゾート21EX」が登場しました。4次車では前面窓ガラスの窓柱が無くなり、パンタグラフが下枠交差型に変更され、編成中に「ロイヤルボックス」と呼ばれる特別車両が連結されたことなどが特徴です。のちに編成が組み替えられてモハ2114にパンタグラフが増設されたほか、2006年には幕末に下田港が開港してから150周年となる事を記念した「黒船電車(2代目)」に塗装変更されました。2019年2月にリニューアルが行われ車体側面のロゴが変更されました。
《製品特徴》
●ヘッドライト(電球色)、テールライト(赤色)、前面行先表示器(白色)点灯。LED使用
●展望室や海側を向いた座席など、室内を実車に則して再現
●4次車の特徴である柱の無い前面窓、連続キセのクーラー、屋根上の信号炎管、列車無線アンテナ、ドア数の多い中間車などを再現
●2019年に新しくなった「黒船電車」ロゴマークや側面行先サボを印刷
●転落防止幌部品を取り付け
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●クハ2157
●モハ2114
●モハ2115(M)
●サロ2182
●モハ2116
●モハ2117
●モハ2113
●クハ2158
- 付属品
- ●行先シール