天賞堂 [57051] 特急『はつかり』客車 マシ35形組込編成(三等級制時代)8輌セット (1:80 16.5mm/HOゲージ 動力車なし)

天賞堂 [57051] 特急『はつかり』客車 マシ35形組込編成(三等級制時代)8輌セット (1:80 16.5mm/HOゲージ 動力車なし)
天賞堂 [57051] 特急『はつかり』客車 マシ35形組込編成(三等級制時代)8輌セット (1:80 16.5mm/HOゲージ 動力車なし)
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天賞堂 [57051] 特急『はつかり』客車 マシ35形組込編成(三等級制時代)8輌セット (1:80 16.5mm/HOゲージ 動力車なし)
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天賞堂 [57051] 特急『はつかり』客車 マシ35形組込編成(三等級制時代)8輌セット (1:80 16.5mm/HOゲージ 動力車なし)
¥82,500

(税込)

戦後の復興と共に、東海道山陽方面の特急列車に力を入れてきた国鉄でしたが1958年(昭和33年)ついに東北方面への特急列車が誕生する事となりました。
東北地方初となる特急列車名に選ばれたのは『はつかり』。この列車名は、渡り鳥である雁(かり)の中で、その冬一番にやってきた雁に由来しています。

同年10月1日の運行開始を目指して、6月には上野~青森間で試運転が開始されました。
運転区間である上野~青森の最短ルートは東北本線経由ですが、福島県内は勾配区間が多く、蒸気機関車による牽引では速度低下が問題となる事から、距離は15キロ程長いものの平坦線区である常磐線を経由する事となりました。
運行開始を目前に控えた9月末、不運にも大型台風22号(狩野川台風)が関東地方を直撃、常磐線も被害を受けて不通となった事から、実際に運行を開始出来たのは同年10月10日の事でした。
それでも当日の上野駅には多くの報道陣が詰めかけ、当時の話題性の高さが伺えます。
運行開始当初は上野駅を12:20に発車すると水戸駅、平駅(現在のいわき駅)、仙台駅、一ノ関駅、盛岡駅、尻内駅(現在の八戸駅)、に停まり、終点の青森駅には0:20に到着。上野~青森間を12時間、要しておりました。

客車は『かもめ』『さくら』用で使われていたスハ44系を尾久客車区へ転属させ、2等車(3等級制時代)には新製の軽量客車スロ10を連結、食堂車は当初マシ35でしたが、翌年には新製のオシ17へ変更されています。
基本編成は8輌でしたが、多客時には増結されることもありました。
塗装は同時に登場した元祖ブルートレインの20系と同じく青15号にクリーム1号の帯を2本入れるという斬新なもので、湘南電車や青大将と共に、鉄道車輌の色が非常にカラフルとなった、先駆けの車輌でした。
また、はつかり編成は座席が固定式であった為、終着駅では方向転換をする必要があり、上野側では尾久客車区から隅田川貨物線を経由し、青森側では青森操車場を経由して方向転換を行っていました。

牽引機は上野~山台を尾久機関区のC62形、仙台~青森を仙台機関区のC61形、そして盛岡~青森間は補機として盛岡機関区のC60形を使用するなど、まさに特急列車にふさわしい蒸気機関車が牽引しました。

東北特急のエースとして活躍した『はつかり』でしたが、既に東海道線ではビジネス特急151系電車『こだま』が運行を開始しており、蒸気機関車牽引の客車列車とでは様々な面で劣ってしまう事から、スピードアップとサービス向上を目指すことになり、1960年(昭和35年)12月10日、新鋭気動車特急キハ81系にその座を譲り渡し、約2年という短い活躍期間にピリオドを打ちました。

本製品は食堂車にマシ35形を組み込んだ、運行開始当初の特急『はつかり』編成の基本8輌セットです。
別売の増結用スハ44形車輌と併せて、繁忙期の編成を再現することができます。

車号印刷済
行き先サボシールセット、LED室内灯ユニットは別売のオプションです。

スケール・ゲージ
HO 1/80・16.5mmゲージ
セット内容
スハニ35-7 + スハ44-32 + スハ44-31 + スハ44-26 + マシ35-3 + ナロ10-32 + ナロ10-31 + スハフ43-1
付属品
エアホースx24、ケーディーカプラー用ポケット(カプラー本体は別売)x16、後部標識赤円板x5