京急では1994年、地下鉄乗入れに使用していた旧1000形の置き換え用として600形を登場させました。全国でも珍しいオールクロスシートの地下鉄乗入車両として登場した600形は、混雑対策のために可動式の座席「ツイングルシート」を装備して大きな話題となりました。車体はアルミ合金製で、前面形状は大きな三次元曲面をベースに車掌側へ寄せたスイング式プラグドア、上部に配置された前照灯、下部に配置された標識灯など、のちの2100形や新1000形へ引き継がれる京急の新たな標準形態となっています。
当初は1500形VVVF車と同様の電気機器を搭載して8両編成のみが登場しましたが、1996年に製造された4次車からは編成自由度の高い電気機器配置に改められ、同時に4両編成も登場しています。のちに車端部を除いたクロスシートはロングシートへと改造されました。2015年より一部運用が開始された列車無線の誘導無線(IR)から空間波無線(SR)への更新に伴いSRアンテナが設置されています。
606編成は2005年3月よりKEIKYUBLUE SKY TRAINトレインとして特別塗装で運行されています。2022年9月5日より2022年12月17日まで『すみっコぐらし』のラッピングが各車に施された「すみっコなかま号」として活躍しています。
《製品特徴》
●2022年9月から活躍している京急600形『すみっコぐらし』ラッピングの「すみっコなかま号」を製品化
●ヘッドライト、テールライト、前面表示器点灯。LED使用
●フライホイール付動力ユニット搭載
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●606-1
●606-2
●606-3
●606-4
●606-5(M)
●606-6
●606-7
●606-8
- 付属品
- ●シール