昭和30年頃からの動力近代化によるディーゼル機関の登場により、 多種多様な気動車が製造されました。キハ55系列は気動車では初の準急用として登場した車で、キロ25形(1~61)は昭和34年から製造された全室2等(後に等級制改正で1等)の1エンジン車になります。
軽量構造車体の1段上昇式側窓、DMH17CエンジンとDT22A(TR51A)台車を採用し、座席には回転式クロスシートが施されました。
登場時は準急色でしたが、クリーム4号に赤11号帯の急行塗装へと変更され、その後キハ58系に準じた配色に変わり、キロ28が登場するまで急行列車の優等座席車として活躍しました。是非、急行列車ならではの国鉄気動車編成をお楽しみください。
《製品仕様》
●前照灯・尾灯点灯。ON/OFFスイッチ付
●モーターON/OFFスイッチ付
●Aタイプ仕様:先頭前面に貫通ホロがあり・運転室下の車体ジャンパ栓にホースが付きます。上り方に使用します。
【取り扱い上の注意】
■パルス式(パルス制御タイプ)やDCC対応のパワーパックは本製品に使用しないでください。車両に組み込まれているLED照明基板・モーター等の故障の原因になりますのでご注意ください。
■車両を直射日光やスポットライト照明の下に長期間ディスプレーするのは避けてください。変色の原因になりますので気を付けてお取り扱いください。
- スケール・ゲージ
- 1:80 16.5mm/HOゲージ
- 付属品
- ●ディスプレイ用客扉ステップ
●タブレットキャッチャー (左右)
●客扉窓用保護網
●後部標識反射板
●車体表記インレタ(等級表記デカール)
●製造銘板
●予備ワイパー