183系1000番代は老朽化の進行していた上越線のエル特急「とき」の181系や伊豆方面の特急「あまぎ」の157系の置き換え用として1974年に登場した直流特急電車です。
中央線の特急「あずさ」では当初183系0番代と189系が使用されていましたが、上越新幹線開業により特急「とき」の車両が転属する形で1982年より活躍を開始しました。
国鉄民営化後の1987年に中央自動車道の高速バスに対抗するため、車内設備のグレードアップや塗装の変更を行った「グレードアップあずさ」が登場しました。
グレードアップの施された編成は、特急「あずさ」のほか当時新宿~小田原間で運転を開始した「湘南新宿ライナー」や千葉から成田空港まで延伸運転を行う「ウイングあずさ」にも充当されて活躍しました。
1990年までの間にグレードアップの施された編成は8編成が登場しましたが、1992年から1993年にかけてフォギーグレーにアルパインブルー・ファンタジーバイオレットを配したあずさ色へ塗装が再度変更されました。
《製品特徴》
●ハイグレード(HG)仕様
●グレードアップ改造の施された183系1000番代あずさを再現
●種別札挿し、号車札挿しのあるクハ183-1000形GU車を新規製作で再現
●モハ182-1000形後期型は屋根上にパンタグラフの2基ある姿を新規製作で再現
●ATS車上子パーツ付属
●Hゴムはグレーで再現
●トイレタンクは取付済み
●ドアレール、JRマーク、グリーンカーマークは印刷済み
●車番、一部標記、禁煙車表示は転写シート付属
●ヘッド・テールライト、トレインマークは常点灯基板装備、ON-OFFスイッチ付
●ヘッド・テールライト、トレインマークは電球色LEDによる点灯
●トレインマークはカラープリズムの採用により白色に近い色で点灯
●印刷済みトレインマーク「あずさ」装着、「ウイングあずさ、湘南新宿ライナー」付属
●フライホイール付動力採用
●新集電システム、黒色車輪採用
●M-13モーター採用
●先頭車運転台側はダミーカプラー装備
●各連結面側は配管付きTNカプラー(SP)標準装備
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●クハ183-1000(奇数車・GU車)
●サロ183-1100(GU車)
●モハ183-1000(GU車)
●モハ182-1000(後期型・GU車)(M)
●クハ183-1000(偶数車)
- 付属品
- ●標記類転写シート
●トレインマーク
●シンボルマーク
●アンテナ
●ホイッスル
●ATS車上子
●治具パーツ