キロ59系「リゾートサルーン・フェスタ」はJR西日本広島支社のジョイフルトレインとして、1988年にキハ58・キハ28より改造されました。
3両固定編成で、両端のキロ59型がリクライニングシートが並ぶ客室となっており、先頭部はハイデッカーの展望室になっています。中間車はラウンジが設けられました。
乗降扉は海側と山側で異なっており、編成を通して海側は折り戸が4か所、山側は引き戸が2か所に設けられました。
「フェスタ」の最大の特徴は魚や両生類を思わせる顔のような前面で、大型の曲面窓の下部には銀色の唇が設けられています。下唇は空気圧で動かせ、中からLED表示器が現れる他、両脇のスピーカーから自己紹介などの音声を流す事が可能でした。
多くのファンに愛された列車でしたが老朽化により2001年に引退しました。
《製品特徴》
●フライホイール付動力ユニット採用
●ヘッドライト・テールライト・前面表示器点灯
●ヘッドライトリムが車体色の晩年の姿
●先頭車前面の下唇は手動で開閉可能
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●キロ59-553
●キロ29-553(M)
●キロ59-552
- 付属品
- ●前面愛称シール