1982年、老朽化の進んだ153系を置き換える目的で115系3000番代は登場しました。
編成短縮・増発によるサービス向上のモデルケースとして注目を集め、「広島シティ電車」の愛称が付けられました。
前面構造や主要機器は他の115系に準拠していますが、客室構造は2扉転換クロスシート(車端部はロングシート)となり、同時期製造の117系との共通点が多くみられます。
2004年より新造後30年の使用を可能とする「30N体質改善工事」が行われました。前面窓ガラスの交換、ベンチレーターの撤去など外観が変化しました。
また、2010年より順次「濃黄色」へ塗装変更され、クーラーが新型のWAU70 9へ交換された車両もあります。
2023年10月、「懐鉄」(なつてつ)シリーズ第3弾としてクリーム色に青帯を巻いた瀬戸内色が復活し定期運用を開始しました。
2024年現在も主に山陽本線岩国~下関などで活躍しています。
《製品特徴》
●2023年10月に登場しファンの注目を集めている復活瀬戸内色を製品化
●方向幕シールは黒地・白文字タイプを新規製作
●新製当初と比較して青帯が短くなっている姿を再現
●ベンチレーターの無い屋根、WAU709クーラー搭載、床下機器・台車・スカートは灰色で再現
●車番などの標記は実車に基づき黒で印刷・所属標記は「中セキ」
※部品共用のため、一部実車と異なる部分があります
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●クハ115-3104
●モハ115-3004(M)
●モハ114-3004
●クハ115-3004
- 付属品
- ●行先シール