「スーパーやくも」は、平成6年(1994)に伯備線の特急「やくも」の速達列車として登場しました。「やくも」の381系とは異なり、グリーン車のパノラマ先頭車化や普通車のシートピッチの拡大などのグレードアップが行われました。車体は薄紫色ベースに3本の帯が巻かれ、各先頭車の前面および側面には「SUPER YAKUMO 381」「WEST JAPAN RAILWAY COMPANY SUPER YAKUMO」の文字が赤色であしらわれたデザインになりました。繁忙期・閑散期などに応じて増結/減車が行われたほか、緑色の「やくも」との混結や通常の「やくも」としての運転など様々な活躍が見られました。
令和6年(2024)6月15日まで定期運行を行っていた381系「ゆったりやくも」のうち、1編成が令和5年(2023)2月17日～令和6年(2024)4月5日まで、この「スーパーやくも」塗装となってリバイバル運転が行われ、注目を集めました。

《製品特長》
●平成7年(1995)以降、平成18年(2006)の列車名「やくも」統一まで見られた「スーパーやくも」を製品化
●紫基調の車体色を「SUPER YAKUMO 381」「WEST JAPAN RAILWAY COMPANY SUPER YAKUMO」の表記を的確に再現
●クモハ381を先頭に3列シート改装後のサロ381を組み込んだ編成を再現
●屋根上のホイッスルは撤去後の形態で、パンタグラフは耐雪カバー付き、シューは1本ホーンの外観を再現
●中間連結部はボディマウント密連形カプラー(フックなし)採用。先頭部はいずれもダミーカプラー。クハ381、クモハ381の連結用カプラー+スカート付属
●スロットレスモーター採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現
●実車同様、曲線通過時に内側への車体傾斜を再現するKATO独自の車体振り子機構を搭載
●ヘッドライト/テールライト点灯(白色LED採用)。クハ381、クモハ381は消灯スイッチ付
●愛称表示は変換式トレインマーク採用。「やくも」「スーパーやくも」「通勤ライナー」をクハ381用(幅広)、クモハ381(幅狭)で収録。
●DCCフレンドリー

スケール・ゲージ

Nゲージ

セット内容

●クハ381-130
●サロ381-24
●モハ380-75(M)
●クモハ381-6