急増する旅客需要に対応するべく開発された2400形は一定の成功を収めたため、同車を発展させたより大型の経済車として1964年から製造されたのが2600形です。
先頭車・中間車とも全長20m、車体幅2900mmに拡大され、大幅な輸送力向上が図られました。2600形は各駅停車用として設計され、当初はホームの有効長の制約から5両編成でしたが1967年からは順次6両編成化されました。前面種別表示器の拡大、側面種別表示器設置、列車無線やATS設置、スカート取り付け、1972年からは冷房改造も行われ、更に一部編成においてVVVFインバータ制御の試験や編成組み換えが行われましたが2004年までに運行を終了しました。
本製品は2600形の中でも後期に製造されたグループの旧塗装時代、サハ2750が連結された6両編成化後を再現しています。初期グループと比較してHゴムの黒色化や前面種別表示窓の大型化、避雷器がパンタ台から屋根上に移されるなど外観上の変化があります。
《製品特徴》
●新宿側・小田原側で異なる前面ディテール・ジャンパー栓の有無を作り分け
●屋根上避雷器が屋根上に付く、2600形後期グループを再現
●ヘッドライト・テールライト点灯。ヘッドライトは実車に即し2灯中1灯のみ点灯
※実車はクハ・サハとデハで車輪径が異なりますが、模型は同一直径となります
※前面行先・種別表示器は点灯しません
※部品共用のため床下などが一部実車とは異なります
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●クハ2868
●サハ2768
●デハ2818
●デハ2718(M)
●デハ2618
●クハ2668
- 付属品
- ●行先シール
●連結用カプラー