413系は、国鉄時代の1986年に登場した交直流両用の近郊型電車です。
1980年代の国鉄では、地方都市部において列車の編成を短くする代わりに高頻度運転を行うことで、乗客数が増加に転じていました。
しかし従来の急行型電車などでは、車内のデッキ部や乗降用の片開き扉が車体両端に片側2箇所しかないこともあり、ラッシュ時の円滑な乗降の促進が課題とされていました。
そこで急行型電車の機器を流用し、デッキ部を省略し両開き扉を備える新製車体へと更新する形で、近郊型電車の増備が図られました。
これらの車両は日本各地へ投入されましたが、中でも北陸地区向けは413系と区分され、改造元の急行型電車と同様に交直流両用とされました。
国鉄の分割民営化後はJR西日本に引き継がれ、主に北陸本線で活躍しました。
JR西日本に引き継がれ青帯をまとった新塗装へ塗り替えられた姿を商品化。
別売りの動力ユニットとNゲージ走行用パーツを使用することにより、Nゲージ鉄道模型として走行させることができます。
動力ユニットはTM-14 (20m級A2)、走行用パーツセットはTT-03R、パンタグラフはPS101CN (PS16HS) [0232] を推奨しています。
- スケール・ゲージ
- Nゲージ
- セット内容
- ●クモハ413-8
●モハ412-8
●クハ412-8